子育て・幼稚園受験

幼稚園受験してみようかなと思ったら?ご家庭でできる3つのこと

子育てをしていく上で子供の学校環境にどのような場を選ぶかは、常に悩むところですよね。

子供がまず初めに経験する集団生活の場としての幼稚園。一言に幼稚園と言っても、いろいろな幼稚園があります。

ご近所幼稚園
バイリンガル幼稚園
漢字に特化した幼稚園
自然いっぱいな環境の中で遊ばせる幼稚園

また、幼稚園受験をして高校や大学まで続いている一貫校を選ぶという選択肢もあります。

我が家は2人子供がいるのですが、2人とも幼稚園受験を経験しました。

今回は、その際の経験と私がキッズマナー講師としてお子様やお母さまにお伝えしていることを交えて、幼稚園受験にご興味をお持ちの方に向けて、「幼稚園受験してみようかなと思ったら?ご家庭でできる3つのこと」について、お伝えしていきたいと思います。

ぜひ最後までご覧いただき、幼稚園受験に望む際の参考にしていただけたら幸いです。

幼稚園受験してみようかなと思ったら?ご家庭でできる3つのこと

「お受験」と聞くと、とても敷居が高いように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、他の受験に比べて、幼稚園受験ほど子供に無理なく望める受験はないと思います。

受験というのは、試験に臨むという点において、親子共にある程度の準備と心構えが必要です。しかし、幼稚園受験ではなにが求められるかというと、「幼稚園で集団生活をするにあたり、基本的な生活習慣やコミュニケーション力があるか」という点のみです。

それでは、その具体的な受験準備について一つずつみていきましょう。

規則正しい生活を心がける

1,2歳の頃は、お昼寝の時間が様々だったり、お昼寝時間に合わせて食事やお風呂の時間が決まってしまったりと、なかなか規則的なタイムスケジュールで生活するのは難しいかもしれません。

しかし、歩くことができるようになり、外でも遊べるようになってきたら、午前中はたくさん体を動かし、お昼寝はなるべく午後の2時間ほどにおさえ、規則正しい生活を心がけるとよいでしょう。

規則正しい生活を送ることで、

太陽が昇って明るくなったら「朝」ということ。
朝起きたら、顔を洗って着替えをして朝ごはんを食べるということ。
出かけて帰ってきたら手洗いうがいをすること。
暗くなって夜になってきたら、夜ご飯を食べ、お風呂に入り寝ること。

というような、体のリズムが自然とできてきます。そうすることで、子供自身が次に何をするかがわかるようになり、自然に精神的な自立に向かうことができます。

ここで、私が子供たちが小さい頃に行っていたある1日のスケジュールをお伝えしたいと思います。


6:30 母起床
8:00 子供起床
8:00~10:00 朝ごはん・子供の着替え・片付け・昼ご飯夜ご飯の準備
10:00~11:30頃 公園遊び
11:30~12:30 昼ご飯
13:00ごろ~ お昼寝
15:00 お昼寝から起こす
16:00 おやつを食べた後、外遊び
17:30 夕飯
18:30 お風呂
19:30 寝かしつけ
21:00 母就寝

もちろん毎日このようになるわけではありません。でも、毎日なるべくこのようなスケジュールになるように、子供との時間を最優先にしていました。

 

このように子供自身が生活というものの流れを理解することが、幼稚園受験準備をする上で、子供のみの試験においても、親子面接においても、スムーズに望めたポイントだと思います。

 

なるべく自分でさせる

子供は、甘えん坊な時と自分で頑張りたい!という時があります。
私は、どちらにおいても、思い切りさせてあげるべきだと思っています。

そうすることが、子供たちへの愛情であり、子供たちが大きく成長できるきっかけになるからです。

2歳から3歳になるにつれて、「自分で!」という気持ちが芽生えてきます。

その「自分で」という気持ちこそが、幼稚園受験にむけてとてもプラスになります。

「自分で」やってみたいということは、それに興味があるということ。
いろいろなことに興味を持ち、生活の中から知識を得て自分でできることが増えると、幼稚園受験の際に「ご家庭できちんと親子の関わりがもてている」と見られるのです。

ここで、ご参考までに我が子が幼稚園受験の子供のみの試験の際に、質問された事柄を挙げておきますね。

「お外でのどが乾いたらどうしますか?」
「けがをしたらどうしますか?」
「お外から帰ったらなにを一番初めに何をしますか?」
(横断歩道をお母さまから離れて走って渡っている子供の絵を見ながら)「この中で危ないことをしているのはだれですか?」

この4つの質問を見ただけでも、親が普段から子供にどう関わっているかがわかると思います。

「のどが渇いたー」という子供に「はいはい。お水ね」とお水をあげていれば、子供は質問に対して、「ママがお水をくれます」と答えます。

もちろん「のどが乾いたら?」という質問に「タオルをたたみます」等という、全く的が外れたお答えではないので、×ではありません。
しかし、ここでの解答が「自分で水筒のお茶を飲みます」や、「お母さんにお水をくださいとお願いします」だとすると◎なのです。

普段から子供の「やりたい」という気持ちを上手に育てながら、たくさん言葉をかけてあげて接していくことが、幼稚園受験の合格につながるのだと思います。

お手伝いをさせる

2,3歳の子供にさせるお手伝いってなにがよいと思いますか?
何かさせたいけどわからない!という方も多いかと思います。

我が家では、幼稚園受験をする前から、息子は「朝のカーテンを開ける係」、娘は「食事前の準備をする係」を担当してくれています。

子供の成長に合わせて、その子が毎日できる簡単なお手伝いをさせてみるとよいと思います。

でも、3歳くらいの子供に「このお手伝いやってね」と言っても、すんなりとはやってくれません。

私は、息子は早起きな子だったので、「〇〇くんがカーテン開けてくれるととっても助かっちゃう!!」と大げさに言い、息子のおかげで家が明るくなる!ことを伝えました。

娘には素敵なカトラリーBOXを買って、「この箱可愛いねー。この中のカトラリーを並べるお手伝いお願いしてもいい?」と形から入って、カトラリーを並べる食事準備をお手伝いにしてもらいました。

基本的に親のいう事は素直に聞いてくれないのが子供。

そのことを頭に置き、自分の子供がどんなことだったらお手伝いしてくれそうかを考えた上でお手伝いを決めるといいかと思います。

幼稚園受験の保護者面接で、お手伝いはさせていますか?という質問をされる幼稚園は多いです。
我が家が受験した3つの幼稚園では2園でその質問がありました。

お手伝いをすることで、こども自身が「自分の家族の一員である」ことを自覚し、誰かの役にたっていること、自分も家族に愛されていることを実感することができるのです。

「お手伝いをさせる」ぜひ試してみてくださいね!

まとめ

今回は、子供の初めての集団生活の場「幼稚園」を選ぶ際、もし幼稚園受験を考えたらどうしたらよいかという点について、私の経験を踏まえ3つのポイントをお伝えしてまいりました。

幼稚園にもいろいろなカラーがありますので、何を一番優先として幼稚園を選ぶかによって対策は多少異なります。

しかし、今回挙げた3つのポイントは、どのような幼稚園であっても、たとえ幼稚園受験をしなくても、親子関係を築く上で、そして子供の成長をスムーズに自立に向かわせるためにも、とても大切なポイントです。

ぜひ、子育てをする上で、また幼稚園受験を考えた際にご参考にしていただければと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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子育てママのnikoが毎日をニコニコ過ごせるように、ちょっと気になるコト・知ってて得するコトを綴っています。 毎日をもっと素敵に楽しい時間にするために。 知りたい情報を知りたい時に。そんな【NIKOLOG】です。