子育て・幼稚園受験

【幼稚園受験準備】面接での答え方を詳しくご紹介!

親が7割と言われる「幼稚園受験」。

個々の試験対策も大切ですが、自分の家庭の考えや気持ちををお伝えするアピールの場「面接」の対策がとても重要になってきます。

幼稚園の先生方は、試験が行われる日、とてもたくさんの保護者・幼児と面接をしますよね。
その中でどう印象に残ってもらえるか、また緊張して言いたいことを全て忘れてしまったということがないようにするのはどのような準備をしておけばよいか、それにはコツがあります。

今回は、「【幼稚園受験準備】面接での答え方を詳しくご紹介!と題しまして、幼稚園受験の中でも「面接」にフォーカスして、その対策についてお伝えしていこうと思います。

ぜひ最後までご覧いただき、面接準備をする際のご参考にしていただければと思います。

【幼稚園受験準備】面接での答え方を詳しくご紹介!

面接と聞くと、だれでも緊張して「どんなことを聞かれるんだろう」「答えられなかったらどうしよう」等と不安になりますよね。

ここでは、面接準備としてどのようなことを普段から心がけていればよいか、どのような答え方をすればよいか、についてお伝えしていきたいと思います。

このようなことは、お母さまはすごく熱心に準備していても、お父さまは「なんとかなるさ」と言って本番に困ってしまうということもありますので、(我が家がまさにそうでした)そんな対策もお伝えできればと思います。

普段、会社でプレゼンなどをなさっている方、また過去にそのようなお仕事をされていた方は特に、「自分は話し上手だから何を聞かれても大丈夫」と思いがち。

でも、面接が子供のためのものとなると、意外と上手くお伝えできなかったり、緊張してしまったりもします。

面接で堂々と話せるようにするにはどのような事に気を付けて生活すればよいか、どのような準備をすればよいのか、今回はそのコツをお伝えしていこうと思います。

面接で聞かれること

幼稚園受験の保護者面接では、幼稚園側はご両親の考えやご家庭の姿を見たいと思っているにほかありません。

だからと言って、幼稚園のパンフレットをそのまま丸覚えしてお話しても全く伝わりません。
志望動機については必ず聞かれることだと思いますが、志望動機は○○です。という文章を考えておけばよいという準備では足りないのです。

<面接で聞かれることがある代表的な質問>
*志望動機
*お子様の長所・短所
*お子様の興味があること

これらが、ほとんどの幼稚園で主に聞かれる質問であり、お答えの仕方を考えておかないときちんとした気持ちや考えが伝わらないだけでなく、印象にも残らない結果になってしまいます。

それでは、これらの質問についてどのような準備が必要か、どのような答え方がよいかについてお伝えしていきたいと思います。

面接準備対策

志望動機

志望動機はその名前のとおり、どうしてこの幼稚園に入りたいかということです。
ここで気を付けたいのは、必ずしも「志望動機をお答えください」と聞かれるわけではないということ。

ある幼稚園では「この幼稚園を知ったきっかけからお話しください」と言われました。
これは主人が聞かれたのですが、志望動機にからめることができず、うまく伝えられなかったことを覚えています。

また、志望動機をお話するときに「幼稚園のこういうところに共感し、志望しました」だけだと、全く印象に残りません。
ここで足りないのは、「ご家庭やお子様のどういう部分が幼稚園のどの部分と合うのか」ということ。

志望動機を考える上で、まずパンフレットを暗記するくらい読み込み、説明会でメモしたものをよく理解し、夫婦でとことん話し合うことが最も必要です。

「志望動機をお話しください」というようなわかりやすい質問ではなく、
「当園の教育方針の中で共感した点はどこですか?」
「見学会でどのようなご感想をおもちになりましたか?」
等、どのような聞かれ方をしても答えられるように、短めのものから長めのものまで、3パターンくらい用意しておくとよいと思います。

お子様の長所・短所

お子様の長所・短所は、志望動機の次に聞かれることが多い質問です。
ポイントは、長所は抽象的にならないように、短所は長所につながるようにお伝えすることです。

「長所は抽象的にならないように」とは、どのようにお話すればよいのでしょうか?

「我が子はとても優しい子です。誰にでも優しくできるところが長所です。」
この答えから、優しいところが長所だと言いたいのはわかりますが、全く印象に残りません。

印象に残るように伝えるには「イメージしやすいエピソードを交えて話す」ことです。

「先日公園で遊んでいたら、娘が一生懸命何かをしていました。何をしているのかしばらく見ていると、葉っぱを使ってひっくり返っていたコガネムシを起き上がらせようとしていたのです。
『この虫さん、起き上がれないみたいだからお手伝いしてあげたの』
と話す娘に、とっても優しい心を持った子だなと感じました。」

このような答えであれば、虫を助けてあげようとしているそのお子様の姿が目に浮かび、助けてあげようとする優しい心がある子という印象が残ります。

また、この答えから「優しいお子様」以外にわかることが2つあります。
「親子で公園遊びをするご家庭」「子供が何かに夢中になっている姿を見守るご家庭」ということです。

このようにエピソードを伝えることによって、言葉そのものではなくても家庭の教育方針や親子関係を伝えることができるのです。

「短所は長所につながるように」ですが、子供の短所を聞かれているからといって、「○○ができません」等と、マイナス点だけを伝えるのはNGです。

例えば

「人見知りな所があり、初めての場に入っていくのが苦手なのですが、普段から未就園児の集まりに参加したり、公園で新しいお友達を作ったりと、どんなお友達とも仲良く遊べる機会をたくさん作るようにしております。」

等、「人見知り」なところは短所だけれども、そんな部分を克服するために家族で頑張っています!というプラスな情報も伝わります。

まだ幼稚園前の2,3歳のお子様にとって、未熟なところがあるのは当たり前のこと。それについて家族でどのように考え、行動しているかで家庭の雰囲気や方針を知りたいというのが、幼稚園側の意図なのです。

これらの質問は、私が幼稚園受験の際に実際に質問され、答えた内容です。
ぜひご参考にしていただければと思います。

お子様の興味があること

この質問は、お父様に聞かれることが多いと思います。

お父様は仕事でお子様と接する時間が少ないかと思いますが、お子様が今どんなことに興味があり、どんな遊びが好きか等、よく把握しておくようにしましょう。

子供はいろいろな事に興味を持ちますが、この質問に対してもエピソードを交えてご両親がお子様に対してどのような対応をしているかが伝わるとよいと思います。

例えば「虫に興味がある」お子様であれば

「最近、虫に興味があるようで、家族で公園に出かけた際は必ず虫を観察しています。また帰宅してから一緒に図鑑で調べたり、絵に描いたりすることが家族での楽しみにもなっております」

「お人形に興味がある」お子様であれば

「最近は、お人形遊びに興味があるようです。一緒に積み木でお人形の家を作ったりもしています。そのお人形を妹のように思っているのか、ご飯を食べさせてあげたりとお世話することが好きなようです。娘にもお世話するという気持ちが芽生えてきて、とても嬉しく思っております」

等というように、単に「○○に興味があります」ではなく、面接をしてくださる先生方がイメージしやすいようにエピソードを交えながらお話できるよう、2つほど答え方を考えておくとよいと思います。

面接準備の心構え

面接の答えをいざ考えるとなると、気持ちはあるのに意外と思いつかなかったりするものです。

ですので、私は普段からちょっとしたことをどんどんメモしていました。

いつも小さなメモ帳をバッグの中に入れ、外でもささっとメモができるようにしていました。

子供のちょっとした一言は本当に可愛らしいし、成長を感じることができます。そんな言葉の一つ一つ、行動の一つ一つを逃さないように、まずはお子様をよく見ること、そして面接準備のためにメモをたくさんとっておくことをおススメいたします。

まとめ

今回は【幼稚園受験準備】面接での答え方を詳しくご紹介!と題しまして、幼稚園受験の面接とはどのような事を聞かれるのか、またどのような答え方をすればよいのか、そのために普段からどのような準備をしていればよいのか、についてお伝えしてまいりました。

面接というのは、誰でも緊張してしまうもの。

でも、自分の中にお伝えしたいことがしっかりと固まっていれば、緊張しても伝えたい気持ちがしっかり伝わります。
そのために、普段からお子様のいろいろな変化や言葉をメモに取り、ご自分のお子様としっかりと向き合うことが必要です。

ぜひ、この記事の面接準備のポイントをご覧いただき、参考にしていただけましたら幸いです。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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子育てママのnikoが毎日をニコニコ過ごせるように、ちょっと気になるコト・知ってて得するコトを綴っています。 毎日をもっと素敵に楽しい時間にするために。 知りたい情報を知りたい時に。そんな【NIKOLOG】です。