子育て・幼稚園受験

【幼稚園受験】手先が器用な方が有利?おススメトレーニング3選!

現在、世の中にはいろいろな幼児教育のやり方が出回っています。

それぞれに重きを置く個所が違うので、子供をどのように育てようと考えて、いろいろ調べ始めると迷ってしまうかと思います。

ですが、幼稚園受験において必要な事の一つに「手先が器用である」ということが挙げられます。
「手先を使う」ということは、
「一つのことに集中できる」
「よく見る力がある」

と、いうことの現れだからです。

幼稚園側は、すぐに諦めてしまう子よりも、「できなくても粘り強く頑張ることができる子」を求めています。
幼稚園受験をする子供の年代では、子供のできることはその成長によってさまざま。

「できる」「できない」よりも「粘り強い精神」が見られるのです。

その「粘り強い精神」を育てるためにも、「手先の訓練」はしておくとよいと思います。

今回は、その「粘り強い精神」を育てるためのおススメの手先トレーニングについてお伝えしていきたいと思います。

ぜひ、最後までご覧いただき、お子様の「手先トレーニング」の参考にしていただければ幸いです。

【幼稚園受験】手先が器用な方が有利!?おススメトレーニング3選!

我が子は0歳9か月のころから手先を使うお教室に通わせていました。
これは、私が初めての子育てで不安がいっぱいで、とにかく誰か頼る人がほしかったのと、どのようにしたら手先を鍛えられるのかよくわからなかったので、まずはプロにお願いしようと思ったからです。

通ってみて、私自身先生にご相談できたり、子供の成長具合をきちんと見てくださったりして、通ってよかったと心から思いますが、この手先が器用になるお教室で子供たちがすることは、意外と自宅でも簡単にできてしまうことがたくさんありました。

実際には自宅でできることばかりですので、ぜひ皆様も実践してみてくださいね!

お気に入りのスタンプで?

手先を使うという点で、0歳児から3歳児の子供が得意な事の中に「スタンプ」があります。

スタンプってとってもたくさん種類があるのをご存じですか?
子供向けなもので可愛いものがお店にはたくさん並んでいます。

ぜひまず、文房具屋さんのスタンプコーナーに行ってみてくださいね!

スタンプを揃えるポイント

お子様は、どんなものが好きでしょうか?
我が家の子供は、息子は飛行機、娘はプリンセスが好きでした。

スタンプを選ぶポイントは、「向きがあるものを選ぶ」「2㎝四方の四角に入る大きさのものを選ぶ」ことです。

 

子供にとってこの「2㎝四方の四角」という大きさは、意外と難しい大きさです。

第一のポイントは、「この中にはみ出さないようにスタンプを押す」ということです。
これは、とっても神経を集中させなければできない作業なのです。

第二のポイントは、「向きがあるものをきちんとした向きに押す」ということです。
もちろんスタンプの上部分にそのスタンプの絵が描いてあるのですが、子供にとって「向き」も意外と難しいもの。

この「向き」をきちんとした向きに押せるというのは、その絵を理解していないとわからないのです。
子供が自分の頭で向きと四角の大きさを考えながら、きれいにスタンプを押すというのは、とっても指先に神経を集中させなければできませんので、頭をとてもよく使った手先の訓練につながります。

日課にする

何事にもそうですが、毎日やることで力になります。
私の息子はきれいにスタンプを押すということが苦手でしたので、毎日やらせるようにしました。

3歳の子供が喜んで毎日やってくれるようにといろいろ考えましたが、ご褒美スタンプというのが一番効果的でした。

①朝起きた時
②ごはんを全部食べることができた時
③手洗いうがいがきちんとできた時
④一人でパジャマが着れた時
⑤おやすみなさいが自分から言えた時

この5つのポイントができたら”できたねカード”にスタンプを押すというものです。

これは効果覿面!!
すぐにスタンプがキレイに押せるようになったのは言うまでもありません。

ぜひお試しくださいね!

お箸が素敵な道具に

お箸って、3歳はまだまだ使えなくてもいいでしょうって思いがち。

でもお箸ほど手先を鍛えるものはないと思います。
お箸と言っても、補助がついているものではなく、普通のお箸です。

食事の時に使えるのはもちろん良いのですが、上手に使える前に食事で試してしまうと、食事に時間がかかり、ダラダラ食べになってしまったり、食べたいのに食べられない!という苛立ちが生まれてしまったりして、あまり効果的ではありません。

食事の際に使えるようになるためにも、また手先のトレーニングのためにも、このお箸を使った作業はとてもおススメです。

そのトレーニングとは、「コットンを丸めたものをお皿からお皿へお箸を使って移す」という作業です。

このコットンは、初めは大きいもの(直径3㎝くらい)でもかまいません。
大きいものを摘まんでお皿に移すことができるようになったら、コットンを直径1㎝くらいに小さくして試してみてください。
それができるようになったら、今度は大豆でチャレンジです。

これは意外と難しいですが、お箸に慣れてくればできないことはありません。
ここで指先の力と共に、集中力がかなり鍛えられます。

お箸という身近な道具を使って、手先、指先のトレーニング、集中力がすぐに身に付きます。

私は、我が子がある程度できるようになったら、私と競争でやってみたりしました。
子供には「できた!」という気持ちがとても大切です。
ぜひお子様と競争して、お子様の「自分はできる!」という気持ちを育てていただければと思います。

子供でも裁縫?

お裁縫と聞くと、針と糸で縫う作業=子供には危ないというイメージでしょうか。
しかし、実は子供でも簡単なお裁縫ができるのです。

その練習として、子供用の毛糸が通る針穴がついている縫い針があります。
その針に毛糸を通し(これも意外と難しくて手先の訓練になります!)毛糸で紙を縫うのです。

紙には、針を通す個所に点を描き、そこに針を通して縫っていくように教えます。
始めはただの直線に2㎝間隔くらいで点を描き、そこに針を通していくようにします。
慣れてきたら、感覚を1㎝に変えて練習してみます。

更に慣れてきたら、可愛い絵を描いて、その絵の輪郭を縫うような感じで等間隔に点を描いてあげそこを縫うように練習します。
最後には玉結びをし、完成です。

これだけでも、かなりの手先の訓練になります。

この作業は、男の子は嫌いかもと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と男の子も好きです。
我が子たちは娘も息子も、この縫う練習は大好きで何枚もクマやチューリップなどの絵を描いて、縫う練習をしました。

クッション作りに挑戦!

紙での練習に慣れてきたら、実際の針で布を縫うという作業をぜひしてみていただければと思います。

私は、子供たちの好きな柄の布を手芸屋さんで選ばせ、それを使ってクッション作りをさせました。
もちろん実際の針を使うので、糸を通すところから隣に座り、危なくないことだけは見守りながら行いました。

クッションを縫うというと、難しいように聞こえるかもしれませんが、長方形の布を半分に折り、布と布を重ねた状態で3辺を直線縫いするだけです。あとは、中にクッション綿を入れて完成!

子供たちは自分の手で作ったクッションに大喜びです。

自分の好きな柄の布を使って、自分の手で作ったクッション。
その日から子供たちの宝物になりました。

子供なのにお裁縫なんてレベルが高いと思われがちですが、意外とできてしまうものです。
ぜひお子様のクッション作り、チャレンジしてみていただけたらと思います。

まとめ

今回は、幼稚園受験の中でも個別の試験で見られることの一つ「手先を使った作業」という点にフォーカスし、【幼稚園受験】手先が器用な方が有利?おススメトレーニング3選!というタイトルの元、おススメのトレーニングを3つお伝えしてまいりました。

いろいろなトレーニングが世の中にはあるかと思いますが、今回お伝えしたものは全て家にある身近なものを使っていつでも簡単にできるものばかりです。

幼稚園受験を少しでも考えていらっしゃったら、この「手先のトレーニング」はやっていて損はありません。

また、「手先のトレーニング」は、思考力と集中力を育てることにもつながりますので、幼稚園受験をしない方にとってもおススメです。
ぜひすぐにでも試してみてくださいね!

今回はこの辺で失礼いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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nico
子育てママのnikoが毎日をニコニコ過ごせるように、ちょっと気になるコト・知ってて得するコトを綴っています。 毎日をもっと素敵に楽しい時間にするために。 知りたい情報を知りたい時に。そんな【NIKOLOG】です。