子育て・幼稚園受験

幼稚園受験を考えたら?まず始めに用意しておくべきもの5選!

「お受験」と聞くと、とても敷居が高いと感じる方も多いでしょう。

しかし、「幼稚園受験」は子供の試験において、たくさんお勉強しなくてはいけないわけではなく、年相応の知識と手先、体の使い方ができていれば大丈夫です。

今回は「幼稚園受験を考えたら?まず始めに用意しておくべきもの5選!」と題しまして、幼稚園受験を少し考えた時に、幼児教室などに行く前にご家庭でまずご用意しておくとよいものについて、ご紹介していきたいと思います。

どれも、どこにでもある身近なものなのでぜひご参考にしてみてくださいね!

幼稚園受験を考えたら?まず始めに用意しておくべきもの5選!

クレヨン・塗り絵

これらは、既にお持ちの方も多いかもしれません。

子供は画用紙に何か描いたり塗ったりするのが大好き。
ぜひ思う存分真っ白な画用紙にいろいろな色で、クレヨンでお絵描きをたくさんさせてあげてください。

いろいろなクレヨンを使うことで色を覚え色彩感覚が豊かになります。
色を覚えるときは、ピンク色と桃色、橙色とオレンジ色というように複数の呼び方がある色もあるので、ぜひどちらかに統一して覚えさせてあげるようにしてみてください。

クレヨンのもう一つの活用法は「塗り絵」です。
塗り絵はとっても根気の必要な作業です。
幼稚園受験で「塗り絵」が出される幼稚園は少ないですが、自由遊びのテストの中で「塗り絵」が置いてあることはあります。

自由遊びとは、名前の通り自分で選んで好きな遊びをすることです。
ですので、自由遊びのテストのお子様が塗り絵を選んで遊ぶこともあるので、塗り絵を日常の遊びに入れておくことは必要だと思います。

我が家では、子供の根気を育てるために塗り絵はいろいろな種類の子供が好きそうなものを購入したり、インターネットからダウンロードしてプリントアウトしたりして、毎日1つは行うようにしていました。

塗り絵は手先の力もある程度必要なので、我が子たちはすぐに
「手が疲れた」
と、言ってやめようとしました。

まだ3歳の子にとって大きなものを塗るのはとても手先の力が必要です。
ですので、私は始めはとっても簡単なものや小さな絵を用意して、子供たちの負担にならないようなものから始めました。

そうしていくうちに、(特に娘は)だんだん塗ることが好きになっていきました。
この「塗り絵」で培われる「根気」が「女子校の幼稚園」ではとても役に立ちました。

女子校の幼稚園では、やはり手先を使って根気よくおこなう作業が出題されます。

まずは小さな簡単なものから、そして徐々に自分で描いた絵を全て塗れるように。
少しずつ試してみてくださいね。

季節の花

家には必ず季節の花を飾るようにしましょう。

外を散歩して草花を見たり、図鑑で花を調べたりすることもおススメですが、やはり実際に目で見て香りを感じて、そのお花を鑑賞すると子供の記憶の中にしっかりと残りますし、その花の特徴まで捉えることができるようになります。

幼稚園受験では、「春の草花はどれですか?」といった問題はあまり出ませんが、女子校の面接で「好きなお花はありますか?」という質問が出たことがありました。

娘は普段からお花が好きでしたので、パッと「パンジーです」と答えられましたが、お花にあまり触れていなければ、面接という緊張した場ではきっと答えられなかったと感じた瞬間でした。

「季節の花」を用意し、お子様にそのお世話係となってもらうのも一つの手です。

花ってあまり興味がないという方も、ぜひお子様とご一緒に季節の花を楽しんでみるのはいかがでしょうか?

洗濯ばさみ

幼稚園入園前の年齢の子供にとって、洗濯ばさみを扱うのは意外と難しいもの。
洗濯ばさみはどのご家庭にもあると思いますが、この洗濯ばさみは指先の強化にとても役立ちます。

幼稚園受験で、特にモンテッソーリなどの教育法を取り入れている幼稚園によく出題される問題として、
「この布のマークのところに洗濯ばさみをはさんでください」
等という問題があります。

布だったり紙だったりもしますが、洗濯ばさみを指先で開くということが、やっていない子にはなかなか難しい作業です。

おススメは、プラスチック素材で比較的開閉が緩い洗濯ばさみです。
大きさは小さくも大きくもない、子供の手の中におさまるくらいのものがよいと思います。

普段お洗濯をする際にお手伝いしてもらってもよいのですが、紙にうさぎの絵を描いて、耳部分に洗濯ばさみを挟むような感じに(絵に耳は描かずに)すると、とても可愛らしく洗濯ばさみの練習ができます。

他にも、「ゾウの鼻」や「馬のしっぽ」を洗濯ばさみで作るような感じに絵を描いてあげ、洗濯ばさみをつなげて使うという方法も実践しました。

洗濯ばさみの練習だと思って、毎日のお洗濯のお手伝いをさせようと思うと、お互いに負担になってしまうこともあります。
ですので、動物の絵を描いた紙と洗濯ばさみをセットにして箱に入れておき、気が向いたときにできるような環境を用意しておくとよいと思います。

ボタン付きスモック

スモックは幼稚園に入る前はあまり使うことがないと思いますが、お絵描きをする時やのりやはさみを扱う時のために、スモックを用意してあげることをおススメします。

スモックは前開きタイプで、ボタンが3つほどついたものがよいと思います。
手作りが一番ですが、市販されているものを購入しボタンだけお子様の使いやすいものに変えるというのも一つの手だと思います。

我が家の上の子は早生まれなので、いろいろな事が遅くボタンを自分ではめるという事ができませんでした。
ですので、ボタンを通す穴を太めの棒などで少し広げてあげ、ボタン通しの練習をしました。

この練習をすると自分でできることが楽しくなったのか、毎日ボタンがついたお洋服を着たいt言い、ボタンをはめるのがどんどん上達していきました。

2,3歳の子供にとってボタンを通すのは、指先をしっかり使って穴をきちんと見なければできないので、意外と労力のいるもの。
このボタンが出題されると、家庭でいつもお母さまがやってあげてしまっているか、自分でやらせているかがすぐにわかってしまいます。

まずは、扱いやすい大きさのボタンで穴を大きめにして取り組んでみてください。

上履き

上履きは家の中で履くことはないと思いますが、幼稚園受験をしようと思ったら自宅で上履きを使うようにしてみてください。

上履きの着脱は、幼稚園受験の自由遊びの時に必ずといっていいほど必要になってきます。

ポイントは
自分で着脱できること
きちんと揃えることができること
右左を間違えずに履けること

の3つです。

始めは一人で上履きを履くというのはとても難しいと思います。
ですので、始めは上履きのかかと部分にある輪に10㎝くらいの紐を通し、結んでおいてください。
子供はこの紐を引っ張るようにして上履きを履くことができるので、簡単に履けるようになります。

慣れてきたらぜひ紐を取って練習してみてください。

左右間違えずに履くというのも、子供にとっては難しいことの一つ。
この対処法は、「上履きに左右をきちんと置いた状態で完成する絵を描いておく」です。

私は、子供たちの上履きの中敷き部分にクマの絵を描き、右と左がきちんと並んでいるとクマの顔が出来上がるようにしました。

こうすることで上履きがきちんと履けるようになり、同時に右と左の違いもわかるようになりました。
左右の学習にもなりましたので、とてもおススメです!

プラスして、「裏返しになった靴下を元に戻す」という試験もありました。
そんなテストにも左右がどちらかがわかっていたほうがよいので、ご家庭での上履き活用、ぜひ取り入れてみてくださいね。

まとめ

今回は、「幼稚園受験を考えたら?まず始めに用意しておくべきもの5選!」と題しまして、幼稚園受験してみようかな、でもまだ幼児教室に行くのは早いかな等と思った方へ、ご家庭で準備できるものを5つご紹介させていただきました。

どれも身近にあり、すぐに手に入るものですし、お子様の手先の練習や左右の感覚をつかむにもとてもおススメです。

ぜひご参考にしていただき、気軽なきもちで取り組んでみてくださいね!

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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子育てママのnikoが毎日をニコニコ過ごせるように、ちょっと気になるコト・知ってて得するコトを綴っています。 毎日をもっと素敵に楽しい時間にするために。 知りたい情報を知りたい時に。そんな【NIKOLOG】です。