子育て・幼稚園受験

キッズマナー講師が教える子供の習い事をさせる基準とは?

私は、キッズマナー講師として10年間いろいろな子供たちと関わってきました。

キッズマナー講師は、主にお子様たちに指導していくのですが、同時にお母さま方にもたくさんのことをお伝えしております。

その中でもやはりお悩みが多いのは、「習い事について」です。

どんなお母さまも「我が子ができるようになってほしい」「我が子が興味があるものをさせたい」等と思うはずです。

どんなものをどんな時期に始めればよいのか。

今日は、「キッズマナー講師が教える子供の習い事をさせる基準とは?」と題しまして、そんなお話をしていきたいと思います。

幼児教室は効果的?

私は、幼児教室で講演を行ったことが度々あります。

幼児教室は、お受験をするための習い事というイメージですが、お受験をさせるにしろ、させないにしろ、何から始めてよいかわからない方は一度行ってみるとよいかもしれません。

今日はそれはなぜかという理由をお伝えしていきますね。

時期ごとにできているべき事がわかる

初めての子育てですと、〇歳でこれができたほうが良い等という事がわからなかったりしますよね。

もちろん子供の成長はそれぞれですので、できないからといって焦る必要は全くないのですが、子供の成長の道しるべを親がわかっていることが大切です。
分かっていれば、家庭内でどのような声掛けをしてよいか、この時期にこんなことにチャレンジさせたらよいかがわかるからです。

そういった意味で、幼児教室は初めて子育てをする方にとっては、その方法を教えてくれる最適な場所だと言えます。

私がキッズマナー講師を志したのも、自分の子育てに自信がなく、周りにすぐ相談できる人がいなかった時に、たまたまお預かりのために通っていた幼児教室の先生が、たくさんのことを教えてくれたからでした。

息子は、夜中全く寝てくれない子供だったので、私はいつも寝不足。
その上日中もほとんど抱っこしていないと泣き叫ぶ子供でしたので、もうノイローゼ状態でした。

主人が仕事の関係で遠くに住んでいたので、主人にも助けを求められない。
そんな状況を全て聞いてくれ、たくさんのアドバイスをいただきました。

子供が泣いていても自分を責める必要はない。
この子は人より愛情を求める子供かもしれないからそのことを頭においておくこと。
いろいろな事に敏感で感が良い子だから、泣くこともプラスにとらえるほうがよい。
等々。

今から振り返っても、本当にその通りだったと思います。

初めての子育て。
分からないことが多いのは当たり前。
そんな時に、少しでもその不安を取り除くことのできる場所としても「幼児教室」はおススメの習い事と言えます。

親としての心構え・子供への接し方の例がわかる

先生は、実際に子育てをしている方もしていない方もいらっしゃいますが、皆さんたくさんのお子様と接してきていますので、その子その子に合わせた方法を教えてくださいます。

子育てをしていると、必ず悩みや不安がわいてきます。
そんな時には、経験者に経験談を聴くのが一番。

幼児教室に行くというのは、不安や疑問があったらそれをすぐに聴ける場、自分の心を安定させる場とも言えます。

私が先生にかけていただいた言葉の中で最も心に残っているのは
「ママもまだ3歳なんだから」
いつもいつも完璧にしなくてはいけない!と心に余裕がなくなっていた時でしたので、この言葉がスッと入ってきて号泣してしまったのを覚えています。

「ママは完璧でいなくもいい」のです。

子供が成長するにつれて、自分も母親として成長していけたらいいのだと思います。

小さな時から家庭ではない社会経験ができる

お子様にとっても、家庭以外の一つの社会に入るわけですので、とても刺激になります。

幼児期にこのような刺激を与えることは、自分と他人を理解すること、家族はどんな場所かを感覚的に認識するという点で、とても必要な経験です。

もし、子供に何を初めに習わせたらよいか迷ったら、「幼児教室」に行ってみることをおススメいたします。

これだけはやめたほうがいい習い事とは?

習い事はあくまでプラスαのことです。
子供にとってハードルが高すぎることをするのは良くないと思います。

親であれば、子供にこうなってほしいとか、自分が小さい頃やっていたから等の理由で習い事を決めたりするかと思います。

その想いは持ちつつも我が子がどんな気持ちでその習い事に取り組んでいるのかという観点からも習い事の先生と密にコンタクトを取りながら、我が子の状況を把握することが必要なのではないかと思います。

いろいろな事に言えることだと思いますが、「ストレスをため続ける環境は良くない」というのは一番に言えることです。

習い事を始めたら、もちろん慣れることは必要ですが、子供のいろいろな表情を観察し、続けるべきものかを判断していくことが必要だと思います。

まとめ

今日は、「キッズマナー講師が教える子供の習い事をさせる基準とは?」と題しまして、お子様の習い事を決めていく上で考えるべき事や、おススメの習い事などをご紹介してまいりました。

子育てをしていく上では、いろいろな悩みや不安が発生します。
そんな中でも悩みの多い「習い事」。

親として子供にどんなことをしてあげられるのか、子供の選択の幅をどう広げてあげられるのかというのは悩むことではありますが、その都度その都度、子供の表情、状態、言葉をしっかりと把握し、真剣に考えてあげたらいいのだと思います。

それが、どんな習い事をさせたとしても、子供に対してしてあげられる親の使命だと私は思います。

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子育てママのnikoが毎日をニコニコ過ごせるように、ちょっと気になるコト・知ってて得するコトを綴っています。 毎日をもっと素敵に楽しい時間にするために。 知りたい情報を知りたい時に。そんな【NIKOLOG】です。